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アメリカン・スナイパー

アメリカン・スナイパー(原題:American Sniper)は、2015年に公開されたアメリカ映画です。日本では2月に公開。

アメリカ軍の史上最も恐れられたスナイパー "Chris Kyle"(クリス・カイル)の自伝を題材に、クリント・イーストウッドが監督を務めた当作品はアメリカで大きな反響を呼び、戦争映画の興行記録を塗替えた大ヒット作になりました。
一つの事件ではなく、Chris Kyleという一人のSEALオペレーターの生涯にスポットライトを当てた伝記的映画です。
 


(左)劇中にも登場する、チームメイトのライアン・“ビグルス”・ジョーブ (右)クリス・カイル RIP
 

愛国心からSEALに入隊し、スナイパーという職務の中で仲間を救い「伝説」と讃えられる明るい側面と、冷酷に目標を殺し続けていくうちに自身も戦争に取り憑かれていく暗い側面とのコントラストを、その不安定な狭間で苦しむクリス・カイルと同じく戦争に蝕まれていく人々の心理描写を、クリント・イーストウッドが見事に映像で表現しています。

 

この装備特集では映画本編についてではなく、劇中に登場する装備に焦点を当ててみようと思います。
クリス・カイルは2003年頃から2009年までSEALとして4回派遣されていたため、映画 "ローン・サバイバー" での装備と類似する点がいくつもあります。装備特集Vol. 1 ローン・サバイバー も併せてご覧ください。
 



"Charlie"

クリス・カイルはフォース・リコン(海兵隊の特殊部隊)への志願をするために軍のリクルートオフィスを訪れますが、海兵隊担当官が昼食のため不在。陸軍担当官から特殊部隊を勧められますが、階級の制限があるためそれを断念します。陸軍レンジャーにも興味がなく、最後に海軍担当官のSEAL選抜試験の話を聞き、海軍への入隊を決めました。
しかしロデオでの怪我による、腕のボルトを理由に志願が却下されてしまいます。軍への道を絶たれたクリス・カイルは牧場で働くことを決めますが、その後志願が承認され、遂に海軍に入隊することになります。

 

1999年2月に海軍の基礎訓練を終え、厳しいSEAL選抜試験(BUD/S)をクリアし、当時始まったばかりのイラク戦争の舞台である、中東地域担当のSEAL Team3のスナイパーエレメント "Charlie(チャーリー)" 小隊へ配属されます。劇中でクリス・カイルが被っていたキャップはSEAL Team3のもので、後頭部には "Charlie" の刺繍が入っています。※チャーリー小隊は後にキャデラック小隊に改名。
 


劇中で何度も目にする、このCharlie小隊キャップはクリス・カイルのアイコンでもあります。
 

台湾の高品質レプリカメーカーがいち早く、Team3 Charlie キャップを販売しています。ワンサイズで幅広い大きさに対応できる FlexFit を使ったこのキャップは見た目だけでなく、品質もこだわった作りになっています。
Minotaurtac SEAL Team3 American Sinper キャップ "Charlie" レプリカ


エンブレムも忠実に再現。

 



ライフルと .300 Win Mag

公式でのクリス・カイル 最長狙撃記録は、2008年 バグダッドのサダーシティ郊外での2,100ヤード(1,920m)先の、陸軍車列へグレネード攻撃を仕掛けた反乱者への狙撃でした。この際に使用された銃はMcMillan Tac-338 スナイパーライフル。
ワンショットで狙撃を成功させたと記録されています。

 


 

クリス・カイルはスナイパーとして使用していた武器について、あまりに多くの人から尋ねられるので、そのことについて自伝で詳しく説明をしています。そこでは、使用していたライフルや銃は多岐にわたり、その時々の状況や環境で使い分けていたとの前提があり、Mk11 MOD 0を筆頭としたAR系ライフルをまず挙げています。


Mk11は、M16などが使う5.56mm NATO弾よりもストッピングパワーの強い7.62mm弾を使用し、主に長距離でない市街地での狙撃に使用していました。AR系のライフルではMk11の他にM16やMk18 MOD 0を使用しており、室内での制圧にはM16やMk18を使用しています。
 


Mk11 MOD 0 を持つクリス・カイル(本人)
 


劇中では海兵隊と行動を共にする場面でMk11を使用していました。
 


CIRAS?とハンドガンを装備し、Mk11を持つクリス・カイル(本人)



Mk11は現在でもSEALで使用されています。写真はシーホークからMk11を構えるSEALオペレーター。
 

ところが戦地でのジャム(イラクのパウダーサンドに滅法弱く、薬室に弾が2発装填されてしまう「ダブル・フィード」が起きる)で悪名高いMk11はお気に入りではなかったようで、「他にも良いところはあるが、間違いなく気に入ることはなかった」と語っています。


当初クリス・カイルは海兵隊を狙撃で援護射撃する任務に就いていましたが、十分なCQB(近接戦闘)の訓練を受けていない海兵隊員が毎日のように負傷して運び出される姿を見て、SEALのもつ技術を彼らに教えるためにKilo(キロ)小隊という海兵隊のチームに独自に加わるようになります。キロ小隊と行動を共にしていた時期は、M16やSEALの隊員から借り受けたMk18カービンライフルを使用していました。

クリス・カイルは5.56mm NATO弾よりもストッピングパワーに優れ、7.62x51mm弾よりも優れた性能をもつ .300 Win Mag(ウィンチェスター マグナム弾)のファンでした。「完全に .300は違う次元だ」と.300についてコメントしています。



左から.338 Winchester Magnum、.300 Winchester Magnum、.375 H&H Magnum (実寸)

実際に彼の狙撃成功のほとんどは .300によるもので、「オールラウンドに使え、精度もストッピングパワーも最高のものであった」「レーザーのように飛んで行くので、1,000ヤード(900m強)以上でも深く考えずにシンプルに狙っていけば良い。100から700ヤードの目標なら、500ヤードにダイヤルを合わせておけば調整のことを対して考える必要もない」と記していて、いかに .300に信頼をおいていたかが分かります。
 


.300 Win Mag スナイパーライフルを構えるクリス・カイル
 

.300 Win Magを使用する海軍のライフルといえばMk13を思いつきますが、自伝ではMk13について詳しく触れていません。
上の.300 Win Mag スナイパーライフルは、次のようなシステムで構成されています。
 

・レミントン 700 ロングアクション 
・Lilja Precision 26.5" 1:10バレル
・McMillan A-2 タクティカルストック
・McMillan MIRS ライフルマウント
・M16 エキストラクター(抽筒子)
・Nightforce 20 MOA ピカティニーレール
・Nightforce ハイマウント (ナイトビジョン装置との親和性のため)
・Nightforce NXS 8-32x56 スコープ
・KAC Mk-11 (SR-25) サプレッサー
Harris 6-9" バイポッド
 

ライフル自体はレミントン 700を改造したもので、この銃をベースにしたM40A1のエアコッキングガンがタナカワークスより発売されています。

クリス・カイルはSEALでの任務中は、もっぱらNightforce製のライフルスコープを使用していました。Nightforceについて「非常にクリアなレンズを使っていて、ひどい環境下でも十分に使える素晴らしい耐久性がある」と、評しています。
 


クリント・イーストウッドと会話する、クリス・カイル役のブラッドリー・クーパー。
肩には忠実に再現された .300 Win Mag ライフル、レミントン 700が掛かっています。Mk13ではないので注意。
 
 

ハンドガンとカービン

クリス・カイルは様々な銃を使い分けていました。ハンドガンはSEAL官給品のP226を使用していましたが、より威力のある45口径を好み、Springfield TRPオペレーターの後、安全性を考慮して45口径仕様のP220を個人的に使っていました。

先述の通り、スナイパーライフル以外の近距離用ライフルとしてはMk18 MOD 0を使用していました。
 


劇中のとあるシーン。壁にMk18カービンが保管されています。
 


拡大するとSureFire M300?ウェポンライトと、ルビーレンズのAimpoint CompM2ダットサイトを確認できます。
 


逆サイドのM4の画像。ハンドガンはM1911系のTRP オペレーター 45口径を使っています。
劇中でクリス・カイルが使用している、スナイパー以外での銃関連の装備品は以下の通り。
 

・Mk18 MOD 0
・クレーンストック
Aimpoint CompM2
SureFire M300
・AN/PEQ-2 レーザーサイティングデバイス
Knights バーティカル・フォアグリップ
Knights M4サプレッサー
・Safariland 6004 レッグホルスター
・P226/220 もしくは TRP オペレーター

 

 Aimpoint CompM2 ダットサイトのマウントは、当時のモデルのマウントなので再現は難しそうです。

劇中のCompM2と同じマウントを使っている、101st エアボーンの実際のミリフォト。
 



RAID MODユニフォーム

装備特集Vol. 1 ローン・サバイバー でも取り上げているので、RAID MODユニフォームに関してはこちらをご覧ください。
実際のクリス・カイルの写真でも、劇中の写真でも同じRAIDカスタムが施された3C DCUを使用しています。 


腕のポケットに2枚のTANカラーベルクロシート。ポケットの蓋のベルクロは無し、肩にはベルクロ1枚。
 


劇中では実際と同様のベルクロ配置/カラーです。
 



ローデシアン・リコン・ベスト with PACA ソフトアーマー

この時代のSEALで欠かせない装備の一つ、ローデシアン・リコン・ベスト(以下RRV)はアメリカン・スナイパーでも頻繁に登場します。RRVそのものには防弾性能が無いので、下にPACA LowVis(low-visivility)ソフトアーマーSAPIプレートを合わせて運用します。この組み合わせは実際にもよく使われるパターンです。
 


RRVとPACAソフトアーマーを装着しいる劇中の画像。後半からはRRVのアドミンポーチを外しています。

PACAソフトアーマーにスプレーで転写したパニッシャー・スカルは、スカル・フロッグに並ぶSEALのアイコン。

レプリカでは、ToySoldierがクオリティの高いリアルレプリカを発売しており、MIL-FREAKSでも発売中です。ダミーソフトアーマーも予め付属しているので、そのままで使うことができます。


MIL-FREAKSオリジナルの特典として、PACAソフトアーマーに無料のペイントオプションを追加することができます。
 






その他の装備品

スナイパーという役柄からなのか、非常にシンプルにまとまった装備という印象を受けます。
ローン・サバイバーに通ずる、当時のSEALの定番装備で構成されています。


 

MICH/TC-2000 ヘルメット
Navy SEALs Team3 "Charlie" キャップ
Ops-Core VAS シュラウド
Eagle RRV
PACA Low Vis
ivility ソフトアーマー
CONDOR AKトリプルマガジンポーチ

・Wiley WX SAINT シューティンググラス
Mechanix Wear オリジナルグローブ
・CASIO G-SHOCK
VIPライト
D型スクリューカラビナ
TEA PTTマイクスイッチ

 

クリス・カイルはマガジンポーチは使用するマガジンが使えることから、AK用のマガジンポーチを使用していました。
劇中ではBHI STRIKEシリーズもしくはCONDORのAKトリプルマガジンポーチを使用。


また、劇中には登場していませんが、GPSを手首に付け、ベンチメイド社のシースナイフ を携帯していたと語っています。
ヘルメットはつけ心地が悪く、弱い弾丸や破片しか防げないため、NVG(ナイトビジョンゴーグル)を使用する夜間作戦以外は殆ど被りませんでした。上記の Navy SEALs Team3 "Charlie" キャップ をメインに使っており、NY消防署の9.11キャップも愛用していたようです。

救急キットは他のSEAL隊員と同じように、クリス・カイルもフィールドパンツのポケットに収めていました。


フィールドジャケット・パンツ以外のアパレル装備は、軍からの官給品に防寒具が含まれていなかったため自前のノースフェイスのジャケットや、海兵隊から貰ったフリースキャップ、フリースベストを使用していました。
実戦配備中のシューズはMERRELL(メレル)社のハイカット・ハイキングシューズを使用していたようです。

 


 



メディア

映画『アメリカン・スナイパー』予告

 

映画『アメリカン・スナイパー』特別動画

 

映画『アメリカン・スナイパー』日本限定特別映像


 


装備特集 Vol. 1 "ローン・サバイバー"
装備特集 Vol. 2 "アメリカン・スナイパー"
 

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